人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クルマ(シトロエン・エグザンティア・ブレーク / Citroen Xantia Break'96)整備記録等


by r.peterson
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

[XANTIA]ホイール補修

最近、雨続きでもう梅雨に入ったのか?ってくらいですね~
どうもゴールデンウィークが過ぎて五月病気味の私は、このところ何に対してもやる気が起きませんが、皆様如何お過ごしでしょうか?

またまた、更新サボってましたね~
blogというのは気が引ける程です。
まぁ、五月病だから仕方ないでしょう。
でもネタが無かったのかと言えばそうでもなく、意外と色々掲載したいことはあったりします。

以前の記事で夏タイヤには社外ホイールを使用していると言っていたかと思います。
OZのスーパーレッジューラという、一応ブランド物だったりします。
しか~し。
中古で購入したのもあり、結構傷だらけだったんですよね~
四輪とも。
特にひどいのが一本あって、全周囲に渡って大小のガリ傷があったんですね。
[2006年4月22日作業終了]


[XANTIA]ホイール補修_e0037555_23263389.jpgこちらがその補修前の写真です。
一部ホイール周りに貼ってある、黄色いものはマスキングテープです。
この後やってみて分かったことは、一番大変(面倒)なのは塗装より、削り出しより、何よりマスキングだってことです・・・
今回はホイールのヘリの部分のみの補修・塗装ですので、塗装がかかってはまずいところはマスキングする必要があります。


[XANTIA]ホイール補修_e0037555_23482454.jpg今回使用した部材です。
左上から順に
・マスキングテープ
・Holts color touch(M62)
・Holts color touch(MB-2)
Holts アルミパテ
Holts アルミポリッシュ(クリーナ)
Holts ホイールカラーペイント(クリア)
Holts プラサフスプレー
Soft99 シリコンオフ
入手のしやすさから、塗料関係はほとんどholts製です。
色は色見本と睨めっこして勘で選びました。
お陰で仕上がりの色合いがチョット異なってしまいました。
かといって店頭にホイールを持ち込むわけにもいかず、まぁ、仕方ないでしょう。
この他にサンドペーパー・コンパウンド等も使ってます。
新規で購入したものは全てスーパーオートバックス三鷹店にて購入。


[XANTIA]ホイール補修_e0037555_23354845.jpgほら、大変そうでしょう?(^^;
このホイールに関しては全集囲にわたって補修・塗装をしたため、マスキングもフルにしております。
いや~ここまで覆うのは、想像以上に大変でした(>_<
大まかな作業工程は以下。
①ブレーキダスト等の汚れを、洗剤等を使い洗います。
②シリコンオフで脱脂後、アルミパテを傷部分に盛り付け、整形します。
③パテが乾燥後、#400のサンドペーパーで削り整形します。
④シリコンオフで脱脂後、プラサフを吹き付けます。
⑤#1000か#1500のサンドペーパーで塗装面を整えます。
⑥表面が均一になっていないところはパテを盛り付けます。
⑦塗料を調色し、スプレーで吹き付けます。
⑧ホイールカラーのクリアを吹き付けます。
⑨マスキングを剥がし、#2000のサンドペーパーでマスキングの段差を均し、コンパウンドで磨きます。
⑩塗装面をコンパウンドで軽く磨きます。
基本的な手順に関してはHoltsのWebサイトに詳細があるので、興味がある方はご覧になって下さい。
店頭にもHoltsの小冊子があり、その他のタッチアップの方法など色々補修に際して参考になりますので、持っていて損はないかと思います。
アルミポリッシュは塗装が終わった後、ホイール内側のこびりついたブレーキダストを落とすのに使ってみましたが、結構良く落ちるのでこれはなかなかおすすめです。
研磨剤も含まれていそうなので、あまり磨きすぎると塗料が削れるかもしれませんが・・・


[XANTIA]ホイール補修_e0037555_0321669.jpgこちらが補修後。
素人仕事の割には綺麗に仕上がったかと思います。
よ~く見ると色が若干違ったり、マスキングの段差があったりしますが、通常の立ち位置からの距離では分からない位にはなりました。
ましてやブレーキダストで汚れると全く分かりませんね~(^^
仕上がりはともかく、塗料の乾燥に時間を多めに取ったせいもあり、またベランダ作業だった為、天候にも左右され一ヶ月近く掛かってしまいました。
でも、その苦労の甲斐はあるかと思いますので、傷が気になる方は試してみては如何でしょうか?
コツは下地処理を徹底するって事ですかね。
塗装そのものより下地処理の仕上がり具合で、完成度が大きく変わると思います。
面倒ではありますが根気良くやることが第一ですね。
まぁ、最後はタイヤを換えたかったのもあり若干手を抜いてしまいましたが・・・
今回の教訓:大物の塗装はマスキングが面倒
塗装を久々にやったので、わりと楽しめました(^^
by r.peterson | 2006-05-14 23:06 | CITROEN[Maintenance]